スギゴケ(杉苔)の育て方
- 庭園や苔寺に多く使われれるスギゴケの特徴や育て方、増やし方を学んで苔の理解を深めよう。スギゴケは何植物?

スギゴケ(杉苔)
- 学名英語:Polytricbum juniperinum
- 学名日本語:"ポリトリクム ユニペリヌム
- 自生地:針葉樹林 土
- 分布:北海道から九州 世界各地
スギゴケの特徴
スギゴケは、やや白みがかった緑色の植物体を持ちます。葉は楕円形から披針形に伸び、葉緑は筒状に巻き込む形状をしています。乾燥すると、その葉は茎に密着し、茶褐色の色が目立つこともあります。中肋の部分は赤褐色で、芒のように突出しており、葉身の1/8から1/4の長さになります。

乾燥すると葉が茎に密着し、筆のような形状になります。成熟すると首を傾けて角柱形になります。
スギゴケの自生地、見つけ方

スギゴケ(杉蘚)は、日本の北海道から九州までの広範囲にわたり分布しており、特に針葉樹林の土地が主な生息地としています。この植物は冷涼な場所を好む性質があり、山地や高地、そして北側の斜面など、日照が直接当たりにくく湿度が高い場所に多く生息しています。これは、針葉樹の間では日光が少なく入り込み、土壌が湿りやすいことから、スギゴケにとって理想的な生育環境となっているからです。また、スギゴケの名前からスギの木の近くに生えるイメージがあるかもしれませんが、実際にはさまざまな針葉樹の下で見ることができます。しかし、日本の都市部や低地ではあまり見かけることは少ないです。これは、スギゴケが暖かくて乾燥した環境を好まないためです。このように、スギゴケは日本の自然環境の中で特有の風貌を持つものの、その生息地は限定的であり、環境の変化や開発によっては生息数が減少する恐れもあります。
スギゴケの育て方

置き場所 環境
スギゴケは冷涼な場所を好むため、直射日光を避けた場所に置くことが望ましいです。また、日照が直接当たりにくく湿度が高い場所が最適です。夏場は特に気を付けて、高温にならないように管理することが必要です。
水やり
スギゴケは湿り気を好むので、乾燥しないように定期的に水を与えることが必要です。しかし、過度な水やりは蒸れて傷む原因になります。茶色くなってきたら傷んでいる可能性がありますので水やりを控えるか、環境を変える必要があります。
スギゴケに関連する苔
ウマスギゴケ
スギゴケと似た特徴を持つため、庭園などでスギゴケとして知られています。大型で明るい場所を好み、苔庭には欠かせない存在として知られています。乾燥すると葉が茎にぴったりと接して筆の穂のような形状になります。また、若い時は他のスギゴケの仲間のように蒴が直立しますが、成熟すると首を傾けて角柱形になるのが特徴です。
オオスギゴケ
スギゴケやウマスギゴケと見た目が似ており、区別が難しいことがあります。オオスギゴケは林内や半日陰の土上を好む性質があります。蒴の首部分にこぶがないのが特徴で、茎の高さは5~20cm、葉は長さ約6~12mmで鋸歯があること、そして蒴柄は長さ5~10cmで、蒴自体は角柱形で首が深くくびれてこぶがあるという特徴を持ちます。









