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オリーブの育て方

オリーブの木は地中海沿岸原産ということもあり、洋風ガーデンに植えられることが多いですが、近年では和モダンの庭にも使用されるなど幅広く人気を集める常緑高木です。

オリーブ

オリーブ

  • 種類:常緑小高木
  • 科目:モクセイ科
  • 自生地:寒さに強いが極寒地は厳しい
  • 分布:温暖な地中海地方

オリーブの特徴

シルバーリーフプランツと呼ばれる銀葉が美しいオリーブは、芝生とコンクリートやブロック塀に映え、おしゃれな洋風ガーデンに用いられる人気の高い植木です。艶のある細長い葉と青みがかった幹に特徴のあるオリーブは、光のあたり具合で美しい銀葉を鑑賞できます。葉は濃い緑色をしていますが、葉裏は白っぽい色をしており、裏表の色の差が美しさを際立たせ、風にそよぐオリーブが輝いて見えるのを楽しむことができます。 小さくてかわいい白い花は5月ごろから房状に咲きます。咲き方は金木犀に似ています。花を鑑賞するイメージがあまりないオリーブですが、近づくと香りもし、花の時期は1週間ほどと短いですが楽しむことができます。 オリーブは木の成長が早く、幹も太くなり、枝や葉を茂らせます。そのため、ご自宅の庭を象徴するシンボルツリーとしても最適です。また、目隠し的にオリーブを植えることもできます。 オリーブは庭の雰囲気を作るだけなく、果樹として、果実も楽しむことができます。実は渋くて生で食べることはできないですが、塩漬けにしたりオリーブオイルを絞ったりと家庭で楽しむことができます。しかし、果実が目的で庭にオリーブを植える場合は注意が必要です。オリーブの実がなるには品種の違う木が必要になるので2種類以上を植樹して育てることになります。 オリーブの花は房状にたくさん咲くので十分な花粉があるため、風や虫によって自然に受粉されますが、確実に実をつけたい場合は人工的に受粉作業を行うとよいでしょう。 そうして結実したオリーブは9月頃にまだ青い状態で摘果して、塩漬けにします。オイルを絞るには実が黒くなってくる12月頃に収穫し、完熟の実からオイルを精製します。

乾燥すると葉が茎に密着し、筆のような形状になります。成熟すると首を傾けて角柱形になります。

庭木にオリーブを選ぶポイント

成長が早いということは樹形が乱れやすいということでもあり、理想の樹形を保つためには剪定が必要になってきます。 また、根っこが浅く広がっていくため、植え付ける場所やまだ若い樹である場合は台風など強風が吹くときは樹が倒れる可能性もあります。 茂った枝や葉に重量があることも原因のひとつなので、理想の樹形づくりと同様に、倒木防止のためにも不要枝などの剪定は行いましょう。

オリーブの育て方

地中海生まれのオリーブは太陽の光がとても大好き、強い日差しにも強い木なので日当たりが良い場所に植えることですくすくと生育します。 美しいシルバーリーフは陽の光によってつくられます。オリーブの実も十分な日光が必要です。日陰に植えられたオリーブは、葉のつやが悪くなり黄色になってしまいます。また、枝葉が太陽をもとめて徒長するのでヒョロヒョロと間延びした樹形の悪い木になります。 できるだけ木の上から根元まで太陽が差し込む風通しのよい環境をつくりましょう。 植え付ける土壌ですが、水はけが大事です。乾燥には強い木ですが湿ったジメジメとした環境は苦手です。植え付けにおいて、その後の生育を考えて土壌の改良をしましょう。 アルカリ性の用土と砂質の土を混ぜるとよいでしょう。庭土に石灰を混ぜるのもよいです。水はけが悪く、水やりをしたあとに水たまりができるようなことはさけてください。

オリーブを使ったお庭の施工例

南欧風の白壁に映える緑の美しさで地中海のリゾート感を演出するのがオリーブのよくある使われ方ですが、和モダン系の住宅にも相性が良く、シンボルツリーとして使いやすい木です。

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